島野菜のあったかお汁
旬の島野菜を使った滋味溢れる温かいお汁で、年末年始酷使した
胃腸をいたわりましょう。
今旬の島野菜と言えば、デークニ(島大根)、島ニンニク、島ニンジンなどですね。
そこにお馴染みの島豆腐や昆布、豚肉を加えて栄養満点に仕上げましょう。
このようなお汁の場合、豚肉は、三枚肉やソーキを使うのが一般的だと思いますが、
時間がかかるので、気軽に作れないと言うか、気合いが必要ですよね?笑
そこで、敷居をぐっと低くして、薄切りのモモ肉を使います。
これで短時間でさっと作れます。
島ニンニクを入れる事で、一気に味にコクが出て、体も温まります。
ニンニクは沢山の栄養成分を含みますが、中でも豚肉との相性が抜群
豚肉に多く含まれるVB1の吸収率をアップするアリシン・アリサイアミンを豊富に含みます。
糖質の代謝に重要な役割を果たすVB群をしっかり摂る事で、エネルギー燃焼に繋がります。
また、アリシンやアホエンといった成分はLDLコレステロールを分解したり、血栓を予防する働きも。
他にも、抗酸化力や殺菌作用、発がん予防など多くの効果が報告されています。
材料:
デークニ(島大根)、島ニンニク、島ニンジン、島豆腐、昆布、豚肉もも薄切り、
出汁、塩
作り方:
1 出汁はいつものご家庭で取っているやり方でどうぞ。
2 デークニ(島大根)、島ニンジンを適当な大きさに切って投入し強火で煮始める。
3 10分ほど経ったら、豚肉、島豆腐、昆布、島ニンニクを入れてさらに10分ほど中火で炊く。
4 味を見て、薄ければ塩を少し足して出来上がり。
↑手前 島ニンニク 奥の赤いのが島大根、奥右が島ニンジン
島大根はこの様に皮が赤いものや、カブの様に大きな丸みのあるものなど数種類あります。
いずれも中は白い普通の大根ですが、火の通りが早く、柔らかいのが特徴です。
島ニンジンも普通の人参より早く火が通りますので、豚肉の薄切りを使う事で、全部で
20分ほどで出来上がる手軽さが良いです。